Memly(メムリー)正直レビュー!TOEICに使えるか?1ヶ月検証してみた

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Memly(メムリー)正直レビュー!TOEICに使えるか?1ヶ月検証してみた

※本記事はMemlyよりProプランの無償提供を受けて執筆しています。「良い点も悪い点も正直に書いてほしい」と開発者側から許可をいただいたうえで、実際に使った感想をそのまま書かせていただきました(開発者さん、ありがとうございます!)

「単語帳を何周しても、本番でパッと意味が出てこない」

私含め、多くの英語学習者が抱えている悩みではないでしょうか?

私はTOEIC875点(自己最高/直近830点)を取ったあと、Readingが伸び悩んだ原因をアビメ(Abilities Measured)で分析したところ、語彙と文法の2カテゴリーが構造的な天井になっていることがはっきりしました。つまり「覚えたつもり」の単語が、本番で引き出せていないのです。

ふみ(Fumi)

TOEIC学習では、色々な悩みにぶつかってきました!

そんな私は普段、暗記カードアプリの定番「Anki」で単語を回しています。
そこに今回、AI暗記アプリのMemly(メムリー)を1ヶ月間、TOEIC学習に組み込んで使ってみました。

先に結論を言うと、

TOEIC対策に使えるが、メインはこれからもAnkiのまま。でも「次に主流になるのはこっちだな」と思わされたアプリでした。

この記事では、機能・料金・使い勝手に加えて、Ankiユーザー目線で「何が違うのか?」「TOEIC対策に本当に使えるのか?」を包み隠さずレビューします。ぜひ最後まで読んでください!

ふみ(Fumi)

私の大好きな正直レビューです!

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【結論】この記事の要点

最初に、私が暗記アプリ「Memly」を1ヶ月使ってみた感想の要点をまとめておきます。

  • 強み:テキスト・PDF・Webサイト・YouTubeなど、手元の教材を渡すだけで「自分専用の単語帳」が一瞬でできる。語呂合わせ・解説・イメージ画像までAIが作ってくれる
  • 弱み:チュートリアルがなく最初に戸惑う/AI生成のミスがある/解説・画像の生成に待ち時間が出る
  • 向く人:自分で拾った単語・表現を、放置せず仕組みで回したい人。Ankiのカード作成で挫折した人
  • 向かない人:教材が最初から用意されている「買ってすぐ始められる」タイプのアプリを求める人
  • 料金:無料プランあり。有料は年払いで月400円(Plus)〜。普通の人はPlusで十分
  • 総評:まだ発展途上。ただし1ヶ月の間にもアップデートが何度も入っていて、伸びしろの大きさを一番感じたアプリ
ふみ(Fumi)

「時代を先駆ける」かなり面白いアプリでした!

では、暗記アプリ「Memly」について、詳しくご紹介していきます。

Memly(メムリー)とは?基本情報をまとめて解説

Memlyは、PDF・画像・テキスト・音声・YouTube・Webページなどの教材をAIが読み取り、自動でフラッシュカード(暗記カード)に変換するアプリです。

(Memly公式サイト より)

作ったカードは忘却曲線に基づいたアルゴリズム(FSRS)で復習タイミングが管理されます。

ざっくり言えば、「Ankiのカード作成の手間をAIに丸投げして、さらに覚え方までAIが提案してくれるようにしたもの」が一番近いイメージです。

項目内容
アプリ名Memly(メムリー)
対応端末Web・iOS・Android(同一アカウントで同期)
取り込める形式テキスト/PDF/画像(写真)/音声/YouTube/Web など
復習アルゴリズムFSRS 6.0
学習モード一問一答/4択/正誤判定/速習/復習ラジオ
料金無料プランあり/Plus 年払い4,800円(月400円)〜/Pro 年払い9,600円(月800円)〜(税込)
広告なし
対応言語日本語・英語・韓国語

※2026年9月時点の公式サイト情報をもとに作成。最新情報は公式サイトをご確認ください。

Memlyの3つの柱

公式が掲げている特徴は大きく3つです。

  1. AIカード生成:教材を入れるだけでカードが自動生成される
  2. スマート復習:FSRSが「忘れる直前」を計算して出題する
  3. 覚え方AI:語呂合わせ・背景解説・イメージ画像をAIが提案してくれる

公式サイトでは「再テスト正答率+74%」「学習継続率+89%」という数字が掲げられていますが、これは自社調査(n=648・2025年実施)の数値であり、第三者機関の検証ではありません。参考程度に見るのが妥当だと思います。この記事では、あくまで私自身が1ヶ月使った実感ベースで評価していきます。

【Memlyの料金プラン】無料でどこまで使える?

プランは3種類。年払いにすると20%割引になります。

スクロールできます
プラン月払い年払いAI使用量主な違い
Free(無料)0円0円登録時に1回分のみ(毎月の補充なし)カード枚数の上限なし/MCPは参照のみ
Plus500円/月4,800円/年(月400円)標準(毎月リセット)カード生成は短めの教材なら月約250回/MCPで作成・編集も可
Pro1,000円/月9,600円/年(月800円)Plusの3倍カード生成は短めの教材なら月約750回/機能はPlusと同じ
※2026年9月時点のWeb版の税込価格

無料プランで試してみて、良かったら年間プラン、数ヶ月試してみたいなら月額プランをおすすめします。

ふみ(Fumi)

とりあえず無料プラン!

iOS・Androidのアプリ内で購入する場合は、App Store・Google Playに表示される価格が適用され、Web版と異なることがあります。有料プランを始める際は、Webからの登録をオススメします(無料体験はスマホアプリからでOK!)

【結論】ほとんどの人はPlusで足りる

私は今回、提供を受けてProプランを使いました。

ただ実際に使ってみると、AIで大量にカードを生成するのは最初だけ。教材を一通りカード化したら、あとはひたすら「回すフェーズ」に入るので、AI使用量が3倍のProは、複数の資格を並行して大量に生成する人でなければ持て余すと思います。

普通の人はPlusで十分。年払いで4,800円なら、社会人にとってはコスパの良い投資だと感じました。
なお、枠を使い切った月は追加の利用枠を購入できます(Web版700円)。使った分だけ勝手に課金される仕組みではないので安心です。

ふみ(Fumi)

開発側の優しさを感じる料金設定です。

無料プランはどう使うべきか

無料プランはクレカ登録なしで始められて、期限もありません。

ただしAI生成の枠は「初回分のみ・毎月の補充なし」なので、本格運用ではなく「自分の教材が使えるかどうかを試す」用途と割り切りましょう。目安として、短めの教材ならカード生成を20回以上は試せます。

ふみ(Fumi)

あくまでお試し。ちゃんとやるなら有料版が必須。

Memlyの主な機能を実際の画面で解説

① 【AIカード生成】テキスト・PDF・YouTubeからカードを自動作成

Memlyの中心機能です。教材を選んでアップロードすると、AIが内容を読み取ってQ&A形式のカードを生成します。最初はけっこう感動します。

データファイルはもちろん、動画や音声からも生成できる。

入力方法は6種類。テキスト(貼り付け)、文書(PDF・Word・PowerPoint)、画像(写真・スクショ、1回20枚まで)、YouTube(動画URL)、Webサイト(URL)、音声(60分まで)です。

私はもともと、公式問題集で拾った単語をExcelにまとめて管理していました。試しにその単語リストをコピーしてテキスト入力に貼り付けたら、一瞬で綺麗な単語帳に仕上がったのです。自分でカード化する作業がまるごと消えました。

Excelファイルを直接アップロードする機能はないので、私のようにExcelで単語を管理している場合は、セルをコピーしてテキスト入力に貼り付けます)

簡単にまとめて生成可能!

さらに、WebサイトやYouTube動画はURLを貼るだけで読み込ませることができます(ネット上のPDFは、一度ダウンロードしてから「文書」でアップロードします)。

これがMemly最大の特徴で、「教材を用意する」というより「情報源を渡す」感覚。ここに一番最新AI技術を感じました。

ふみ(Fumi)

「英単語〇〇選!」みたいな動画を読み込ませても面白いね!

② 【スマート復習】FSRS-6で復習日を自動計算

Memlyが採用しているFSRSは、Ankiにも標準搭載されている間隔反復アルゴリズムの最新世代です。一問一答では、解答後に「もう一度・難しい・普通・簡単」の4段階で自己評価します。その反応から、カードごとに次の出題日を自動で決めてくれます。

※間隔は一例。実際はカードごとに自動計算されます

ここが紙の単語帳との一番の違いで、「今日は何をやろう」と考える時間がゼロになります。アプリを開けば、その日にやるべき枚数だけが表示されるのです。

Ankiと同じアルゴリズムなので、私にとっては違和感なく移行できました。復習の設計思想そのものはAnkiと同等と考えて問題ありません。

そして、TOEIC学習者に嬉しいのが、デッキごとに設定できる2つの機能です。

  • 学習強度:目標の記憶率を「ゆるめ(80%)/標準(90%)/しっかり(93%)/徹底(95%)」の4段階から選べる。初期設定は標準
  • 試験モード:デッキに試験日を登録すると、試験日の14日前から出題が自動で強化される(試験後は元に戻る)

TOEICの受験日を入れておけば、直前2週間の追い込みをアプリが勝手にやってくれます。

ふみ(Fumi)

回すだけで良いのがとにかく楽!

③ 【覚え方AI】語呂合わせ・解説・イメージ画像をAIが生成

覚えにくいカードに対して、AIが語呂合わせ・背景解説・イメージ画像を作ってくれる機能です。

  • 詳細解説:語源や使い方などの背景解説
  • 覚え方:語呂合わせ・関係法・五感イメージ・頭文字法・物語法の中から、そのカードに合う方法をAIが選ぶ
  • 画像図解:答えを図にする(単語と意味だけのカードは図にする構造がないためスキップされることも)

これは私がMemlyの中で一番驚いた機能です。例えば、【get rid of~/~を処分する】という表現の場合。

パッと語呂合わせを生成してくれる。
画像付きで作成。画像は共有から保存もできる。

今までは覚えにくい単語に出会うたびに、自分で語呂合わせを考えたり、イメージ画像をネットで探したりしていました。その時間がMemlyでは0秒になりました。

しかも生成される語呂合わせや画像のクオリティがかなり高い。「この覚え方は合わないな」と思っても、生成し直せば別の案が出てくるので、自分に合った覚え方を見つけやすいです(再生成のたびにAI使用量を使う点だけ注意)。

ふみ(Fumi)

これが一発で生成できるのスゴい…

ちなみに3つともAI使用量を使いますが、一度作ったものはカードに保存され、次に開くときは使用量を消費しません。

画像図解は覚え方・詳細解説の約5倍の使用量なので、「何度も間違える語には覚え方、使い分けが紛らわしい語(although/despiteなど)には画像図解」のように使い分けると効率的です。

④ 5つの学習モード

学習方法は、一問一答/4択/正誤判定/速習/復習ラジオの5モードから選べます。

お好みで選べる学習方法。
  • 一問一答:基本はこれ。Ankiと同じ感覚で回せる
  • 4択:TOEIC Part5の選択肢を選ぶ感覚に近く、語彙問題の予行演習になる
  • 正誤判定:表示された文が正しいか誤りかを判定する(テンポ重視)
  • 速習:カードの表と裏を同時に出して自動で送る
  • 復習ラジオ:復習日が来たカードを、2人が話す音声番組にして聴く(おもしろい)

自分の理解度や状況に応じて学習方法を選べることが、Memlyの大きな特徴です。

ふみ(Fumi)

聞き流し系もあるのは嬉しい!

4択・正誤判定・復習ラジオは問題を作る際にAI使用量を使うので、普段の学習は一問一答で回し、気分を変えたいときに他のモードを使うのが良さそうでした。

⑤ 【MCP連携】ChatGPTやClaudeからカードを操作できる

やや上級者向けですが、MCP(Model Context Protocol)に公式対応しており、ChatGPTやClaudeとの会話からカードの作成・編集・削除ができます。

Plus・Proの機能。無料プランは参照のみ。ChatGPTから使う場合は、ChatGPT側の有料プランで開発者モードを有効にする必要があります。

今回は検証範囲外だったので評価は保留しますが、「AIチャットで学習しながら、その場でカードを追加する」使い方ができると考えると、伸びしろの大きい機能だと思います。

ふみ(Fumi)

これが当たり前になる時代が来ると思う。

(MCP連携について:詳しくはMemly公式サイトからご確認ください)

【Memlyの使い方】登録からカード作成・復習まで

後述しますが、Memlyには初回のチュートリアルがないので、「何から始めればいいか分からない」状態になりがちです。私が1ヶ月使ってたどり着いた、TOEIC学習者向けの最短ルートをまとめておきます。

STEP
無料登録(クレカ不要・約30秒)

公式サイトから「Webで無料体験」を選び、アカウントを作成します。Web版とスマホアプリは同じアカウントで同期されるので、カード作成はPC、復習はスマホという分担もおすすめです。

STEP
教材をアップロードしてカードを作る

「生成」タブから教材の種類を選びます。TOEIC学習者に一番おすすめなのはテキスト貼り付けです。模試や問題集で間違えた語を、1行に1語ずつ書き出して貼り付けます。

ふみ(Fumi)

私はExcelにまとめた単語のデータを貼り付けてるよ!

また、開発者の方に教えていただいた、単語カード向きの設定はこちら。

  • 1回の量は2,000文字以内・20〜40語程度(例文つきなら25語前後)。これが最小のAI使用量で収まる目安
  • 問題数は「自分で指定」にして語数と同じ数、複雑さは「簡単」
  • 「語学学習」にチェック、言語は日本語
  • 注意:Web版で「語学学習」にチェックすると「音声つきデッキにする」も自動でオンになる。全カードの読み上げ音声を作るためAI使用量が数倍になるので、単語カードなら外しておく
  • デッキは50枚前後を目安に、模試の回ごと・テーマごとに分ける

Excelやメモに単語を溜めている人はそれをテキストデータとして貼り付けるだけ。公式問題集の復習ページを撮影して取り込むこともできますが、市販教材の取り込みは私的な学習の範囲で判断してください。

生成されたカードは自分で編集・削除できるので、使えないカードはこの段階で消しておくと後がラクです。

STEP
毎日の復習を回す

あとはアプリを開いて、その日の分を回すだけ。理解度の低い問題だけを回したりもできるので、スキマ時間で終わる枚数に自然と収まります(1日の出題は初期設定で200枚まで)。

覚えにくい単語が出てきたら、その場で「覚え方AI」を呼び出して語呂合わせやイメージ画像を作らせる、という流れです。

ふみ(Fumi)

有料版だけはWebから登録しましょう!

【メリット】Memlyを使って良かった点

私が1ヶ月使って感じたMemlyのメリットとデメリットをご紹介します。まずはメリットから。

メリット① カードを作る手間がほぼ消える

単語リストを貼り付けたら一瞬で単語帳になった、というのは前述のとおり。Ankiでカードを1枚ずつ作っていたころは30~40分かかっていた作業が、数十秒で終わります。

生成はとっても簡単。誰でもできる。

カード作成の面倒さで暗記アプリが続かなかった人には、これだけで導入する価値があると思います。

ふみ(Fumi)

データを投げるだけで瞬時にカード作成完了!

メリット② 語呂合わせ・解説・イメージ画像まで自動で出てくる

「覚え方を考える時間」がゼロになったのは、単語学習の体験として本当に新しかったです。

視覚的に覚えられて良い◎(MemlyのアプリでAIが生成した図)

これはAnkiなど、既存の暗記系アプリにはない、Memlyならではの価値だと思います。

ふみ(Fumi)

語呂合わせの生成が毎回楽しみ。笑

メリット③ アップデートが速く、どんどん進化している

使っていて印象的だったのは、アプリの進化スピードです。

AI生成という性質上、運営側でも管理しきれないバグや微妙な生成は正直あります。ただ、私が使っていた1ヶ月の間にも多くのアップデートが入り、気になっていた点が次々に修正されていきました。「完成品を買う」というより「一緒に育っていくアプリを使う」感覚に近かったです。

ふみ(Fumi)

これからどんどん良くなっていくアプリだと思う!

ちなみに、Memlyの復習アルゴリズム(FSRS)は、正解を重ねるほど復習間隔を数週間〜数ヶ月へ伸ばしていく設計です。したがって1ヶ月の使用では「長期記憶に定着したか」までは検証できていませんので、ご容赦ください。

【デメリット】Memlyを使って微妙だと感じた点

無償提供を受けていますが、良いことしか書かないレビューは読者の役に立たないので正直に書きます。

デメリット① アプリの使い方の説明(チュートリアル)がない

1ヶ月使って「こんな生成方法もあったのか」と後から気づくことが何度もありました。機能は豊富なのに、最初のチュートリアル的な要素がないので、何から始めればいいか分からなかったのは惜しいポイントです。

自分で色々な生成方法を試すしかなかった。

ただし、開発者がかなりの頻度でアップデートしているので、そのうちチュートリアルが付くことに期待しています。

※私が登録した7月時点の話です。9月上旬のアップデートで、新規登録時に最初のカード作成から1回目の復習までを案内する流れが追加されました。ただし、機能全体を説明するものではありません。

デメリット② AI生成のミスがある

AIの性質上、どうしても「よく分からないカード」「使えないカード」が生成されることがあります。

めちゃくちゃな問題が生成されることもある。

簡単に削除できるのでそこまで気にはならないのですが、生成精度はもう少し上がってほしい。ここも今後に期待です。

ふみ(Fumi)

今のAIでは、ある程度は仕方ないのかもね…

デメリット③ 解説・画像の生成に、初回だけ待ち時間が出る

覚え方AIで解説やイメージ画像を生成すると、初回は数秒〜の待ち時間が発生します。フラッシュカードとしてポンポン解いていきたい中で、ここで一瞬リズムが止まるのが惜しいところです。

解説生成は10秒弱かかる(たぶん個人差あり)

ただし、一度生成したものはカードに保存され、2回目以降はほぼ一瞬で表示されます(AI使用量も消費しません)。覚えていくにつれて新しく生成する回数も減っていくので、致命的ではありません。

ふみ(Fumi)

新規カードを解説読みながら回すときはちょっと大変。

それでも「テンポよく回す」というフラッシュカードの本質を考えると、初回の待ち時間は正直に若干のネックでした。生成の高速化には今後期待したい部分です。

【本音】MemlyはTOEIC対策に使えるのか?

この記事を読んでいるTOEIC学習者が一番知りたいことになります。

結論:「自分で拾った単語を回す」用途には使える。ただし、TOEIC対策を1つで完結させるアプリではない。

TOEIC学習者として、観点ごとに整理します。

  • Part5(語彙・文法)との相性
    良い。4択モードが選択肢を選ぶ練習になる。ただし文法の「ルール」を覚えるより、拾った語彙・コロケーションを回す使い方が向く
  • Part7の単語拾いとの相性
    ここが一番ハマる。読解で出会った知らない単語をExcelや写真で放り込み、翌日から復習に乗せられる
  • リスニング対策として
    音声取り込みには対応しているが、TOEICのリスニング対策の主軸にはならない。あくまで語彙補強
  • 金フレ・銀フレとの役割分担
    頻出語彙をゼロから固めるのは既製の単語帳のほうが速い。Memlyは「単語帳に載っていない、自分だけの抜け」を埋める役
  • 専用単語帳アプリ(mikan等)と比べて
    mikanは「開いた瞬間に始められる」。Memlyは「自分の教材を入れるところから」。手間はかかるが、自分の弱点にピッタリ合った単語帳になる

今回1ヶ月実際に使ってみて、Memlyとその他の単語アプリや参考書の使い分けは以下のように考えました。

 Memlyが効く場面

公式問題集を解いて出てきた「自分だけの知らない単語」を、その日のうちにカード化して回すとき。特にExcelやメモに単語を溜めているのに放置している人には、そのまま渡すだけで動き出せます。

Memlyより既製の単語帳アプリが速い場面

TOEIC頻出600語をゼロから覚えるフェーズ。ここは金フレやmikanのように最初から教材が入っているものが圧倒的に速い。Memlyの真価が出るのは、その次の段階です。

なお、Memlyの公式サイトには「TOEIC®頻出仕事英単語600問」「TOEIC®900点英単語400問」の無料デッキが用意されていて、AI使用量を使わずに取り込めます。今回は自分の教材ベースで検証したためこの記事では評価していませんが、公式デッキで土台を作り、足りない語だけ自分で生成する、という使い方もできそうです。

ふみ(Fumi)

Memlyのお試しにちょうど良さそう!

(無料デッキについて:Memly公式サイトからチェックできます)

【Ankiユーザーの本音】Memlyに乗り換えるのか?

私は現在メインでAnkiを使っていて、しばらくはこのままだと思います。

理由はシンプルで、すでにAnkiに数百枚のカードと学習履歴が溜まっていること、そして前述の「初回生成に時間がかかる」「生成ミスがある」といった細かいストレスが、毎日回すツールとしてはまだ引っかかるからです。

まだまだ使い勝手が良いAnki。 出典:Anki 公式サイト

ただ、1ヶ月使って「いずれこれが主流になる」というイメージははっきりできました。

Ankiは「自分で全部作る」ツールです。自由度は高い一方で、カード作成・覚え方の工夫・設定の調整、すべて自分の手間で回っています。Memlyはその手間の大部分をAIに預ける設計で、しかも「覚え方」まで提案してくれる。この方向性は、間違いなくこれからの暗記アプリの形だと思います。

Memlyはその先駆けにあたるアプリ。まだ完璧ではないけれど、期待できるアプリだと感じました。

ふみ(Fumi)

今後の進化がたのしみ!

Memly公式サイトを見る

Anki・Quizletとの違いを比較

スクロールできます
比較項目MemlyAnkiQuizlet
AIカード生成自分の教材から自動生成標準は手動作成・インポートAI生成に対応
覚え方AI語呂合わせ・解説・画像を生成標準では非対応学習ガイド・解説に対応
復習アルゴリズムFSRS-6(目標記憶率をデッキごとに設定・試験日に向けて自動調整)FSRS標準搭載・詳細設定可Learnが習熟度に応じて出題
既製デッキ公式の無料デッキあり(自分の教材が基本)膨大な共有デッキあり豊富な既存セットあり
料金無料〜/年払い月400円〜PC・Web・Android無料/iOSは買い切り無料版+有料プラン
設定の難しさ設定は少ないがチュートリアルがない自由度が高い分、初心者はつまずきやすい直感的で分かりやすい
広告なしなし無料版は表示あり
※2026年9月時点の各社公式情報と私の使用感をもとに作成。

Memlyを実際に使ってみた感覚として、人気の暗記系アプリとの使い分けは以下のように考えます。

  • 自分で設定を作り込みたい/既製の共有デッキを活用したい → Anki
  • とにかく簡単に始めたい → Quizlet
  • 自分の教材からカードを作る手間を消し、覚え方まで任せたい → Memly
ふみ(Fumi)

覚え方の自由度はMemlyの勝ち!

Memlyが向いている人・向いていない人

1ヶ月実際に使ってみて感じた、Memlyに向いて人・向いていない人の振り分けはこちらです。

 Memlyに向いている人
  • 公式問題集や参考書から出てきた「自分だけの弱点」を管理したい人
  • Excelやメモに単語を溜めているのに、回せていない人
  • カード作成の手間で挫折した経験がある人(Ankiが続かなかった人)
  • 語呂合わせやイメージで覚えるのが好きな人
  • まとまった学習時間が取れず、スキマ時間で回したい社会人
  • 最新のAI学習アプリを早めに触っておきたい人
 Memlyに向いていない人
  • 教材が最初から用意されている「開いてすぐ始められる」アプリを求める人
  • TOEIC対策を1つのサービスで完結させたい人(Memlyは暗記に特化したツール)
  • 細かい挙動のバグや生成ミスがどうしても気になる人(完成度より進化を楽しめる人向け)

Memlyは、普段からAIを使っていない人には少し扱いが難しいかもしれませんが、AIを日常的に使っている人は、あまり抵抗なく使いこなせるアプリのように感じました。

ふみ(Fumi)

AI慣れの差は大きそう!

【補足】TOEIC以外の資格試験にも使える

私はTOEICブロガーなので今回は英語学習目線で書きましたが、Memlyは他の資格試験の勉強にも十分使えると感じました。

(余談ですが…)私は本業は不動産業で働いていて宅建などの資格を持っていますが、宅建やFPを勉強していた当時にMemlyがあれば重宝していたと思います。テキストの写真やPDFから用語カードを作れるので、暗記量の多い試験ほど相性が良いはずです。

ふみ(Fumi)

英語以外も勉強してる人には結構オススメかも!

Memlyの口コミ・評判

Memlyは2024年設立の比較的新しいサービスで、第三者による日本語のレビュー記事はまだほとんど見当たりません。2026年9月時点の公式サイトによると、App Store評価は4.8/5、累計登録者は5,000人以上とされています。

ふみ(Fumi)

そのうち信頼できるレビューも増えてくると思います!

公式サイトの利用者の声は企業側が選定・掲載しているものなので、判断材料としては、無料プランで自分の教材を1つ試してみるほうが早いと思います。

(無料体験はMemly公式サイトから始められます)

Memlyの登録方法と解約方法

登録は公式サイト経由のブラウザかアプリストア(App Store/Google Play)から。
クレジットカードの登録なしで無料プランを開始できます。

ふみ(Fumi)

有料版なら公式サイトからのブラウザ経由が一番安いよ!

解約は契約元の管理画面から次回更新を停止する形で、支払い済みの期間は引き続き使えます。
App Store・Google Play経由で登録した場合は、各ストアのサブスクリプション管理画面からの手続きになる点に注意してください。

Memlyに関するよくある質問Q&A

完全無料で使えますか?

無料プランは期限なしで使えます。ただしAI生成の枠は初回分のみで毎月の補充がないため、本格的に使うなら有料プラン(Plus)が前提です。

TOEIC専用の単語データは入っていますか?

公式の無料デッキとして「TOEIC®頻出仕事英単語600問」「TOEIC®900点英単語400問」が用意されています(本記事では未検証)。基本は自分の教材からカードを作るアプリです。

紙の単語帳やExcelからカードになりますか?

Excelの単語リストはセルをコピーしてテキスト入力に貼り付けるだけで、そのまま綺麗な単語帳になりました。写真からの取り込みも対応しています(1回20枚まで)。市販教材の取り込みは私的な学習の範囲で判断してください。

パソコンとスマホでデータは同期されますか?

同じアカウントでログインすれば同期されます。PCでカードを作り、スマホで復習する運用がおすすめです。

Ankiから乗り換え(データの移行)は出来ますか?

カードは移せます。Anki側でノートをテキスト形式(.txt)で書き出し、Excelなどで表面・裏面の2列に整え、1行目に「front」「back」と見出しを付けたCSV(UTF-8)で保存すれば、Memlyのデッキ画面の「CSVインポート」からそのまま取り込めます(AI使用量は使いません)。

テキスト生成欄に貼り付けてAIに作り直させることもできますが、こちらはAI使用量を使い、カードの文面もAIが整え直します。どちらの場合も、Ankiでの学習履歴(復習間隔)は引き継がれず、新しいカードとして学習が始まります。

解約したら、生成したカードは全部なくなる?

なくなりません。解約後はFreeプランとなり、作成済みのカードは引き続き学習できます。

【まとめ】Memlyは「AI時代の暗記アプリ」の先駆け

1ヶ月使った結論として、Memlyは「AIがあなただけの単語帳を作り、解説や覚え方までサポートしてくれる」、AI時代らしい新しい暗記アプリの先駆けでした。

最先端のAIアプリで楽しく続けられた!1ヶ月超えて継続中

現状、まだまだ万能ではありません。チュートリアルがない、生成ミスがある、解説や画像生成に待ち時間があるといった点は、導入前に理解しておくべきだと思います。

一方で、Excelやメモを渡すだけで単語帳ができ、語呂合わせやイメージ画像まで自動で出てくる体験は、紙の単語帳や自作カードで挫折してきた人にとって十分に価値があります。そして何より、1ヶ月の間に何度もアップデートが入っていく進化のスピードには、素直に期待が持てました。

ふみ(Fumi)

Memlyは新時代の暗記アプリでした!

無料で試せるので、最新の学習アプリを体験してみたい人は、ぜひ一度触ってみてください。合うかどうかは、自分の教材を1つ入れれば30分で判断できます。

なお、私自身のTOEIC学習の主軸はスタサプ、公式問題集、そしてAnkiです。Memlyは「そこで拾った弱点を寝かせないための補助輪」という位置づけで使っていきます。

Memly(メムリー)正直レビュー!TOEICに使えるか?1ヶ月検証してみた

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この記事を書いた人

ふみのアバター ふみ 社会人TOEICブロガー

ふみ|TOEIC 875点取得後、5年ブランクで予測485点まで低下。そこからアプリ・参考書を駆使して830点まで回復した社会人ブロガー。「使ってから推す」を信条に、実際に使った教材だけをレビューしています。

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