「TOEIC対策ってどの文法書を買えばいいの?」
「文法がめっちゃ苦手なんだけど、良い参考書ないかな?」
このような悩みをもつTOEIC初心者の間で話題に上がるのが、『はじめの400問』という文法書。
この記事ではTOEIC875点の私が、実際に『はじめの400問』を使ってみた感想をもとに、
- はじめの400問はどんな教材か?
- 実際に使って感じたメリット・デメリット
- はじめの400問に向いている人・向いていない人
を詳しく解説していきます。
「TOEIC初心者だけど、どんな教材を選べばいいかわからない…」という方は、ぜひ参考にしてください!
『はじめの400問』ってどんな教材?
『TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問』は、TOEIC200点~500点の人を対象に作られた文法書です。

Amazon:TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
『はじめの400問』はTOEICの文法問題に特化した文法書で、問題タイプ別に基礎から学習できます。
- 品詞問題(200問)
- 動詞問題(60問)
- 前置詞or接続詞問題(20問)
- 代名詞問題(20問)
- 前置詞問題(10問)
- 関係代名詞問題(5問)
- 文法模試(3セット90問)

TOEICの出題率に合わせて品詞問題が多いよ!
『はじめの400問』は本番形式の模試ではなく、「解きながら学ぶ」スタイルの問題集。
音声はスマホアプリで再生可能で、移動中やスキマ時間にも取り組めるのもポイントです!
『でる1000』との違い
TOEIC対策で最もメジャーな参考書が『TOEIC L&R TEST 文法問題でる1000問』、通称『でる1000』です。


『でる1000』は、500点~900点台を対象とした60万部売れている文法書のベストセラー。
より本番レベルに近い実践的な問題が収録されており、文法はこれ1冊で網羅できる優れた教材です。
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『はじめの400問』と『でる1000』の違いは、問題の難易度。
『でる1000』はTOEIC初心者には難しく、問題を解き切るハードルが高いのが惜しいところです。



500点未満なら『はじめの400問』が無難!
中級者以上は『でる1000』、初心者は『はじめの400問』を購入するのがオススメです!
実際に使ってみた感想(正直レビュー)
実際に『はじめの400問』を1周解いてみた感想を正直にお伝えします!


よかった点(メリット)
メリット① 難易度がちょうどいい
問題は200〜500点の人が取り組めて、なおかつTOEIC600点以上を目指せる難易度だと感じました。
全体的に『TOEIC公式問題集』よりやさしめで、初心者が取り組みやすい印象でした!



さすが『はじめの』なだけある!(何様)
メリット② 解説がていねい
〈品詞とは?〉から説明してくれて、英語初心者の方でも安心して取り組める参考書に感じました。
また、単なる問題の解説だけでなく、文法・語彙の補足も豊富で「学びながら解ける」構成になっています。



“SVOC”とか何それって人でも安心!
メリット③時間がかからず取り組みやすい
『はじめの400問』の問題数は全部で405問。基礎に絞ってコンパクトにまとめられています。
1日30問×週6くらいのペースでも1ヶ月で2周できる取り組みやすさは大きなメリットに感じました!



『でる1000』の問題量に絶望した私みたいな人にピッタリ。
気になった点(デメリット)
デメリット①上級者には物足りない
すでに600点を超えている人にとっては、やや簡単に感じる可能性があります。
文法に苦手意識のない中級者以上の方には、あまりオススメできない内容に感じました。



600点超えの人は『でる1000』一択!
デメリット②本番形式ではない
文法模試が3セットと少なく、本番のような時間配分や集中力の練習には不向き。
本番形式に慣れたい場合は『TOEIC公式問題集』を併用するなど、何かと組み合わせると良いです。



これ1冊で対策完璧!とは言えない・・・。
デメリット③ 出題のバリエーションは控えめ
問題の種類はTOEICの基本を網羅していますが、「細かいひっかけ」や「応用問題」は少なめ。
TOEICの問題はクセがあるので、そこまでカバーしたい人はやはり『でる1000』が良いと感じます。



基礎に特化してるのはある意味メリットかも?
『はじめの400問』はこんな人におすすめ!


- TOEICを初めて受ける人
- 文法や語彙を基礎から固めたい人
- 解説がしっかりしている教材を探している人
- 模試の前に“やさしめ”の教材から始めたい人
私は500点台の時から『でる1000』を使っていましたが、当時は正直難しすぎると感じていました。



500点台の当時に『はじめの400問』が売ってれば良かった…
『はじめの400問』は、「TOEICは難しそう…」と感じている人にとって、最初の一冊にぴったりな安心感のある問題集です。
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効果的な使い方と学習の進め方
『はじめの400問』の効率的な使い方と学習の進め方をご紹介します!
- 毎日決まった問題数を進めて習慣化。
- 解いたら必ず解説を熟読して復習。
- 音声は通勤・通学中に聞く。シャドーイングにも活用。
- 間違えた問題は繰り返し解く。(最低5周。理想は7周)
1日に取り組む問題数は少なくてOK!最初は多くても30問くらいに設定しましょう。
問題量よりも質を重視し、しっかり復習することで、効率的なスコアアップが期待できます。



理解した問題は2周目以降飛ばして大丈夫!
そして何より「毎日10分でもいいから続ける」ことで、確実に文法力がついていきます!
✅詳しい勉強法は、以下の『でる1000』記事で紹介している方法と同じ流れです。


よくある質問Q&A
- 書籍版と電子アプリ版はどっちがオススメ?
-
書籍版一択!
スマホアプリでは、書籍版の見やすさ・勉強のしやすさには敵いません。
『はじめの400問』に限らず、参考書は全て紙媒体をオススメします。
ふみ(Fumi)マンガじゃないから、手軽さより使いやすさ重視!
- すでに持っている他の文法書と一緒に勉強しちゃダメ?
-
必ず1冊に絞って勉強してください。
「複数の文法書を使えば早く文法が覚えられる!」と考えるかもしれません。
しかし実際は、内容が重複していたり、覚える量が増えたりで逆効果。
『はじめの400問』か今持っている1冊のどちらかに絞って学習することを強くオススメします。
ふみ(Fumi)今持ってる文法書が自分に合ってるならそれで良い!
まとめ:初心者のTOEIC対策にぴったりの1冊!
『はじめの400問』は、TOEIC200~500点レベルの方にピッタリの文法書でした!


使ってみた感想をざっくりまとめると、
- 初心者向けの解説付き文法書として非常に優秀!
- 基礎固めに最適で、600点を目指す人に特におすすめ!
- 既に600点を超えている人は『でる1000』でOK!
と、なりました。



期待以上に良い参考書でした!(何様)
「TOEICの文法全然分からない…」という人は、『はじめの400問』から始めてみましょう!
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