「Do you have the —」
選択肢を聞く前に、もう次の問題が始まっている。
文頭を聞き逃した瞬間、頭が真っ白になる。 そんな経験、ありませんか?
こんにちは!ふみです。
今はTOEIC875点ホルダーとして発信していますが、実は私も600点未満の頃、Part2は25問中12問しか取れていませんでした。
「文頭が聞き取れない → 焦る → 次の問題も聞き逃す」
この負のループに入ったら最後、Part2は崩壊します。
でも安心してください。 Part2は、正しい原因分析と対策さえできれば、数ヶ月で劇的に伸びるパートです。
実際に私は、直近の5年ぶりの受験(第423回)でPart2のリスニング項目別正答率84%(25問中21問)を出しています。
この記事では、TOEICを2000時間以上勉強した私が、
- Part2で得点できない5つの原因
- 600点突破に必要なPart2の目標正答数
- 875点ホルダーが実践しているPart2の解き方コツ
- 今日から始められる具体的な勉強法
を、すべて実体験ベースでお伝えします。
「Part2さえ突破できれば600点に届くのに…」と感じている社会人の方は、ぜひ最後まで読んでください!
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そもそも、TOEIC Part2はなぜ難しいのか?
TOEIC Part2は、全25問の応答問題。 英文が1つ流れ、3つの選択肢から適切な応答を1つ選ぶ形式です。
ここで多くの人が見落としているのが、Part2は他のパートと比べて構造的に難しいという事実。
Part2が他パートより難しい3つの理由
| パート | 選択肢の数 | 文字情報 | 音声を聞く回数 |
|---|---|---|---|
| Part1 | 4択 | あり(写真) | 1回 |
| Part2 | 3択 | なし | 1回 |
| Part3&4 | 4択 | あり(設問・選択肢) | 1回 |
| Part5・6・7 | 4択 | あり(全て文字) | ー |
Part2だけ、選択肢すら音声で流れるのです。 他のパートが「文字を読みながら考えられる」のに対し、Part2は耳だけで全てを判断しなければなりません。
つまり、Part2が他パートより難しく感じるのは、あなたのリスニング力が低いからではなく、Part2が構造的に難しいから。 まずはこれを認識するだけで、無駄に自信を失う必要がなくなります。
ふみ(Fumi)正しく勉強しておかないと、高得点を取るのが難しいパート!
【本題】TOEIC Part2が聞き取れない5つの原因
私が600点未満の頃、Part2で半分以上落としていた原因は、以下の5つに集約されます。


原因①:文頭の疑問詞を聞き逃している
Part2は「文頭で勝負が決まる」と言っても過言ではありません。
- When does the meeting start? → 時間を聞いている
- Where is the report? → 場所を聞いている
- Why was the order delayed? → 理由を聞いている
文頭の疑問詞さえ聞き取れれば、後半が多少聞き取れなくても、消去法で答えにたどり着けます。
逆に、ここを聞き逃したら、何を答えればいいか分からなくなる。
私も600点未満の頃、文頭を聞き逃しては「それっぽい答え」を勘で選んでいました。
当然、正答率は下がります。
原因②:1問前を引きずって、次の問題の文頭を聞き逃す
これがPart2崩壊の最大の原因です。
「あれ、今のWhy?それともWhere?」 こうやって考えている間に、次の問題が始まっている。
そして次の問題の文頭も聞き逃す。負のループの完成です。



連鎖して落とすのがPart2の怖いところ!
私も5年ぶりに受験したTOEIC本番で、この罠にハマりました。 1問分からないと、引きずって次も落とす。Part2は集中力との戦いでもあります。
原因③:変化球の応答パターンに慣れていない
Part2の最大の罠は、Yes/No以外の応答が頻出すること。
- Q: Do you have the meeting agenda?
- A: ❌ Yes, I have. / No, I don’t.
- A: ⭕ I’ll send it to you. (後で送ります)
「持ってる/持ってない」で答えると思いきや、「行動で答える」のが正解。



最近のTOEICではかなり多いパターン!
この変化球パターンに慣れていないと、選択肢を聞いた瞬間に「あれ?」と止まってしまいます。
原因④:消去法で考えるクセがついていない
3択のうち、明らかに違う選択肢が1つは混ざっています。 まずそれを消す。残り2択で迷ったら直感。
このシンプルな戦略を取れているかどうかで、正答率は10%以上変わります。



私はほぼ全て消去法で答えてるよ。
完璧を目指して「正解を探す」のではなく、「不正解を消す」発想に切り替えることが重要です。
原因⑤:Part2を完璧に取ろうとしすぎている
そして最大の落とし穴がこれ。 Part2は、捨て問が必須のパートです。
理由は単純で、Part2の音声は1度きり&文脈なし。 聞き終わった後に「あれは何だったっけ…」と考えても、もう取り戻せません。 それなのに迷い続けると、次の問題の文頭も聞き逃す(=原因②の負のループ)。



900点越えを狙わない限り、Part2で満点は必要ない!
ここから先で、「Part2は何問捨てていいのか」という具体的な数字をお伝えします。
▼ Part2の文頭聞き取りに効くアプリは?
あわせて読みたい 【2026年最新】TOEIC対策&英語力UPアプリ7選|875点ホルダーが600点突破に選ぶ決定版 こんにちは、ふみです! 「TOEICのスコアを上げたいけど、アプリが多すぎて何を入れればいいかわからない…」 「有名アプリは大体入れたけど、結局どれも中途半端で続か…私が実際に試した7つのアプリから、TOEIC高取得に直結するものを厳選紹介。
Part2は何問取れば600点に届くのか?875点ホルダーの実数値で解説
ここからは、他のTOEIC対策記事には絶対に書かれていない話をします。
私の実体験ベースで、「Part2は何問取れていれば、どのスコア帯に届くのか」を公開します。
私のPart2 正答数の推移
| 時期 | スコア | Part2正答数(25問中) | 体感 |
|---|---|---|---|
| 学習開始時 | 520点(L290/R230) | 約12問(半分くらい) | 「文頭聞き逃して半分以上落としてた」 |
| 875点取得時(大学時代) | 875点(L470/R405) | 約23〜24問 | 「ほぼ取れていた感覚」 |
| 5年ブランク後・第423回(2026年4月) | 810点(L430/R380) | 21問(アビメ84%確定) | 「1問引きずって焦った」 |
この数値から導き出される「Part2の目標正答数」
これを各スコア帯に当てはめると、目標が明確になります。
| 目標スコア | Part2目標正答数 | 1問あたりの捨てていい数 |
|---|---|---|
| 600点 | 15〜17問 | 8〜10問は捨てていい |
| 730点 | 19〜20問 | 5〜6問は捨てていい |
| 800点 | 21〜22問 | 3〜4問は捨てていい |
| 860点 | 23〜24問 | 1〜2問だけ |
注目すべきは600点ライン。 Part2は25問中、8〜10問は捨てていいんです。 言い換えれば、15問取れれば600点圏内。 半分強で十分なのに、多くの人は「全問取らなければ」と完璧主義になって自滅します。
「捨てる勇気」がPart2突破の最短ルート
私自身、5年ぶりの受験で痛感したのは、「分からなかった瞬間に手放す技術」の重要性です。
聞き終わった後に迷っても意味がない。 分からなければすぐに捨てる。
次の問題の冒頭を聞き逃さないことが最優先。
これは、TOEIC600点を目指す全ての社会人に伝えたい鉄則です。



TOEIC600点を超える人は皆できてるスキル!
TOEIC全体の「捨てる戦略」については、【TOEICは最後まで解くな!600点狙いの「塗り絵」と捨て問戦略】で詳しく解説しています。Part2の捨て方と思想が完全に一致しているので、必ず読んでおいてください。
875点ホルダー直伝!Part2を伸ばす解き方の3つのコツ
では、Part2でどうやったらスコアを伸ばせるのか?私が使っている解き方のコツを3つご紹介します。


コツ①:文頭の疑問詞だけは絶対に聞き逃さない
Part2は「文頭で全てが決まる」と言っても過言ではありません。
文頭の疑問詞(When / Where / Why / Who / How / What)を聞き取ることに、全神経を集中させてください。



これが、「Part2は集中力が全て」と言われる理由!
具体的な聞き取り訓練法は後半の「勉強法」セクションで解説します。
コツ②:消去法で2択まで絞る
TOEICでは、3択のうち、明らかにズレた選択肢が1つは含まれています。
- Q:Where is the manager?
- A: At three o’clock. ← 時間で答えてる(✕:消す)
- B: In the conference room. ← 場所(残す)
- C: She’s the marketing director. ← 役職(残す、ただし違和感あり)
1つ消した上で2択で迷ったら、最後は直感を信じると正答しやすいです。



リスニング力が付くと、2つとも消去法で消せるようになるよ!
迷い続けるくらいなら、サクッと答えて次に集中する方が、トータルでスコアが伸びます。
コツ③:聞き終わった瞬間に手放す
これが最重要のコツです。 音声が終わった瞬間、答えが分からなければ即マーク。
迷うことに価値はありません。次の問題の冒頭を聞くことの方が、100倍重要です。
私が875点を取った時も、5年ぶりの受験で21問取れた時も、共通してやっていたのはこの判断。
「分からない問題を切り捨てる勇気」こそが、Part2突破の本質です。



分からなくていい!気にせず次に集中!
ちなみに、私が875点ホルダーとして3ヶ月使い込んだスタディサプリTOEICの本音レビューは、【スタディサプリTOEICは社会人に効果ある?875点ホルダーが正直レビュー】にまとめています。アプリ選びで迷っている方はこちらもどうぞ。
Part2を伸ばすために875点ホルダーが実践した勉強法
次に、私がTOEICでPart2を攻略するために実践した勉強法を3つご紹介します。
勉強法①:Part3&4の精読+シャドーイング
意外かもしれませんが、私はPart2を伸ばすために、Part3&4の音源を使っています。
理由はシンプル。Part2の音声は1問あたり10秒程度と短すぎて、シャドーイング教材として使いにくい。
一方、Part3&4の音源は文章量が多く、英語の音と意味を結びつける訓練に最適なんです。



最初はPart3の中でも短めの会話がオススメ!
私が520点→875点まで伸ばした時、最も効いた勉強法はこれでした。
- Part3または4の音声を1回流して、内容を把握する
- スクリプトを見ながら精読(分からない単語・文法を完璧に潰す)
- 音声を流しながら声に出して読む(オーバーラッピング)を5〜10回繰り返す
- スクリプトなしで音声に合わせて発音(シャドーイング)を5〜10回繰り返す
これを続けると、英語の音を「文字に変換」する処理速度が上がります。
結果として、Part2の文頭も自然に聞き取れるようになるわけです。
勉強法②:公式問題集でPart2の出題パターンを体に染み込ませる
Part2は出題パターンが完全に決まっているパートです。


公式問題集を繰り返し解いて、以下のパターンを覚えてください。
- 5W1H疑問文(全体の7割)
- Yes/No疑問文
- 否定疑問文・付加疑問文(難)
- 平叙文への応答(難)
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集』のシリーズ最新版(2026年時点で12)を1冊、徹底的にやり込むだけで、出題パターンへの慣れが大きく変わります。



600点を目指すなら、5W1H疑問文を必ず押さえること!
公式問題集の具体的な使い方や周回テクニックは、【【公式問題集】TOEIC600点を取るためのオススメ問題集!使い方徹底解説!】で詳しく解説しています。
勉強法③:スタサプの「アダプティブ講座」でPart2の弱点を集中対策
私が875点を取った今も使っているのが、スタディサプリEnglishのアダプティブ講座。


アダプティブ講座は、AIがあなたの正答率を分析して、苦手なPart2の問題タイプを出題・講義動画で解説してくれる神機能です。 公式問題集でパターンを覚えた後、アダプティブ講座で自分の弱点だけを集中的に潰す。
これがPart2突破の最短ルートだと考えています。



苦手の分析をAIに任せられるのが本当に助かる!
私は今でもアダプティブ講座を活用して、文頭の疑問詞だけを聞き取る訓練を続けています。
スタサプの全機能の使い方、特に「アダプティブ講座」「神授業」「ディクテーション」をどう組み合わせて使うかは、【【完全版】社会人のためのスタディサプリTOEIC使い方!5つの神機能とスキマ時間ハック】で具体的に紹介しています。
第423回TOEIC本番で875点ホルダーが実感したPart2のリアル
2026年4月19日の第423回TOEICを5年ぶりに受験して、Part2の難しさを改めて痛感しました。
- 1問分からないと、一気に焦って次も引きずった
- 結果、リスニング項目別正答率は84%(25問中21問)
- 875点時代より2〜3問落としている計算
つまり、875点ホルダーでも完璧には取れないのがPart2です。
600点を目指す段階で「全問取れない」と落ち込む必要は、一切ありませんよ。



私も600点前後の時、Part2正答数は12,13問でした!
第423回の全パートの体感難易度や、5年ぶり受験で痛感した社会人特有の課題は、こちらから▼


【ふみが厳選】Part2対策におすすめの教材&アプリ3選
ここまでお伝えした勉強法を実践するために、私が実際に使ってきてPart2対策に直結した教材・アプリを3つだけ厳選 してご紹介します。
① 公式問題集:Part2の本番形式に最も近い1冊
おすすめの教材1つ目は、『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集』です。
TOEIC公式問題集は、本番に近い形式で対策できる最良の教材です。
音声のスピードや設問の難易度も本番と同じなので、Part2の演習にも持ってこいの1冊です。



基本的にはこれ1冊でOK!
2026年現在、シリーズが1~12まで出ていますが、使用するのは最新の12でOK です。
(古いものでも大丈夫ですが、1~3 は問題形式が少し違うのでオススメしません)
公式問題集の詳しい使い方は【 【公式問題集】TOEIC600点を取るためのオススメ問題集!使い方徹底解説!】 で解説しています。
② 究極のゼミ Part2&1:変化球パターンが苦手な人の特効薬
おすすめの教材2つ目は、『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part2&1』です。
『究極のゼミ Part2&1』は、Part2が極端に苦手な人向け の参考書。
最大の特長は、Part2の出題パターンを 7つに分類 していること。
- 「間接的な応答」が正解になる問題(=原因③の正体)
- 意図を把握しにくい「メッセージ」タイプ
- 長い質問の「パニック型」問題
これらを パターン別に集中演習 できるので、「Part2のどこで落としているか」が一目で分かります。



Part2がどうしても苦手!っていう人のための良書。
⚠️ ただし、公式問題集を最低1周してから判断してください。
「変化球パターンで落としている」と確信できた人だけ追加で買う、というスタンスがベストです。やみくもに参考書を増やさないように注意。
③ スタディサプリENGLISH:Part2の弱点をAIが集中対策
私が875点を取った今も使い続けているのが、『スタディサプリEnglish』。


特に アダプティブ講座 はPart2苦手者の救世主で、AIが正答率を分析して苦手な問題タイプだけを優先出題 してくれます。
公式問題集や究極のゼミでパターンを覚えた後、スタサプで 自分の弱点だけを集中的に潰す。
これがPart2攻略の最短ルートです、



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TOEIC Part2に関する、よくある質問Q&A
- Part2だけが伸びません。どうすれば?
-
Part2を直接対策するより、Part3&4の精読・シャドーイングを先にやってください。
英語の音を捉える基礎力が上がれば、Part2は自動的に伸びます。 - 文頭の疑問詞だけ聞き取れれば本当に大丈夫?
-
600点目標なら、これで7割以上は正解できます。 ただし730点以上を狙うなら、変化球パターン(間接的な応答、否定疑問文)への対応も必要になります。
- Part2の音声が早すぎて、文頭が処理できません。
-
これは「音は聞こえているが、意味処理が間に合っていない」状態です。
対策はシャドーイング。声に出すことで、音と意味を結びつける処理速度が上がります。
ふみ(Fumi)

シャドーイングの効果は計り知れない。
- Part2は何問捨てていい?
-
600点目標なら8〜10問は捨てていいです。 聞き終わった瞬間に分からなければ、即マークして次へ。
迷い続けるより、潔く捨てる方がトータルスコアは上がります。 - アプリと公式問題集、どっちを優先すべき?
-
公式問題集でパターンを覚えてから、アプリで弱点を潰す順番がベストです。
スタサプのアダプティブ講座は、苦手だけを優先出題してくれるので、Part2対策に最適です。
ふみ(Fumi)

既に400~500点台の人はいきなりスタサプでOK!
まとめ:Part2は「完璧に取る」のではなく「戦略的に捨てる」が正解
最後に、この記事でお伝えしたTOEIC Part2対策の重要ポイントをまとめます。


「完璧を目指さず、戦略的に得点する」。
これが、忙しい社会人がTOEIC600点を最短で取るためのPart2攻略法です。
- 文頭の疑問詞を聞き逃している
- 1問前を引きずって次の文頭も聞き逃す
- 変化球の応答パターンに慣れていない
- 消去法のクセがついていない
- 完璧に取ろうとしすぎている
- 文頭の疑問詞だけは絶対に聞き逃さない
- 消去法で2択まで絞る
- 聞き終わった瞬間に手放す
- Part3&4の精読+シャドーイング
- 公式問題集でパターンを体に染み込ませる
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