「TOEICで600点ってどれくらいのレベルなの?」
「TOEIC600点が就活や転職活動で評価されるのか知りたい!」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
英語学習をスタートした人の中には、TOEIC600点を最初の目標とする方が多くいます。
この記事では、
- TOEIC600点のレベル・実力はどれくらいか?
- TOEIC600点の就活・転職市場での評価はどうか?
を詳しく解説し、TOEIC600点の実力についてわかりやすくご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、「TOEIC600点」がどれほどのレベルなのかご確認ください!
TOEIC600点のレベルとは?
TOEICは990点満点のテストですが、600点は中級レベルとされています。

TOEIC公式の評価ガイドラインによると、600点は以下のレベルに該当します。
- 簡単なビジネス英語をある程度理解できる
- ゆっくり話される英会話の内容を把握できる
- 英語でのメールや電話対応が、限定的であれば可能
このレベルに達していれば、「英語を使った業務にある程度対応できる」という評価を受けることもあります。
また、簡単な文章であれば何となく意味を理解できる場面も増えてきます。

”脱・初心者”という感覚ですね!
一方で、TOEIC600点レベルでは、まだ英語が話せる感覚はありません。
リスニングに関しても、私自身「リアルな日常会話を理解できるレベルは遠い」と感じていました。
平均点は580~600点
TOEIC公式サイトによると、受験者の平均スコアは580〜620点程度です。


つまり、600点というスコアは社会人として標準的、もしくはやや高めのスコアといえます。



近年は上昇傾向ですが、5年ほど前は580点が平均でした!
ちなみに大学生に絞ると、2023年度の平均点は598点。600点は平均点超えとなります。
全体で見れば600点は高め
(とはいえ平均点レベルか…)と落ち込む方がいるかもしれませんが、悲観する必要はありません。
TOEICを受験する人は、ある程度英語学習をしている、または英語に自信がある人がほとんど。
日本人全体で見ればTOEIC600点は高い英語力と言えるので、自信を持ちましょう!



TOEICを受験してるだけで偉いですよ!
600点取得に必要な勉強時間は200~800時間
TOEIC600点を取得するために必要な勉強時間は、人によって大きく変わります。
目安として、現在400点台の人は約400時間、500点台の人は200時間ほどの勉強が必要となります。


ちなみに英語知識ほぼなし(スコア250点)から600点を目指すと、およそ825時間。
毎日2時間勉強しても、600点レベルに到達するには1年以上かかる計算です。



コツコツ勉強を継続することが大切!
私は大学生時代に800点以上を取得できましたが、働きながら勉強時間を確保するのはかなり大変。
大学生の方は、社会人になる前に勉強をスタートすることを強くオススメします!
就活や転職市場での評価
TOEIC600点に対する、就活や転職市場における評価について解説します。
TOEIC600点は履歴書に書ける?
結論、TOEIC600点は履歴書に書くことができます。


TOEIC600点は受験者の平均点を上回るスコア。
「英語が全くできないわけではない」「今後さらにレベルアップが期待できる」といった印象を与えることができるため、履歴書に記載しても問題ありません。



一般の企業でTOEIC600点がマイナス評価になることは少ない!
英語スキルが評価されやすい職種
業界によっては、TOEIC600点が評価されやすい職種があります。


- 海外営業・貿易事務
- 宿泊・観光業
- IT系企業の一部職種(外資系との連携など)
- 英文事務や総務職の一部
業務で英語を使用する場面がある職種では、採用に関しても英語スキルを重視する傾向に。
このような職業において、TOEIC600点は英語スキルの大きなアピールポイントになります。



英語スキルゼロの人とは大きな差!
実際の求人例
実際の求人情報を確認すると、以下のような記載を見かけることがあります。
- 「TOEIC600点以上あれば尚可」
- 「英文メールに対応できる方歓迎」
- 「英語力を活かしたい方」
求人票の条件に「600点以上」と書かれていることも多いため、スコアを持っているだけ選考の土台に乗れる可能性が広がります。



働きながら更なるスコアアップも目指せる!
就職・転職活動でのアピール方法
TOEIC600点を就職・転職で活かすためには、適切なアピールが重要です。


- 履歴書にはスコアと取得年月を記載(例:TOEIC公開テスト 600点/2025年4月取得)
- 面接では「業務上、英語のやり取りにある程度対応できます」と具体的に伝える
- 「現在も継続して学習中です」と補足すると、学習意欲も評価される
特に大切なのは、学習姿勢のアピール。
ただ履歴書に600点取得と書くだけでは、(英語できるんだ~)くらいの印象しか与えられません。
企業は600点というスコアよりも、「勉強を続けている姿勢」や「自己研鑽の意欲」を高く評価します。



目標もセットで伝えるとより効果的!
私自身も就活の際、TOEIC学習のエピソードで、前向きに努力できる姿勢を評価してもらえました。
TOEICの勉強に対する姿勢を伝えることで、継続力や学習意欲のアピールに繋げていきましょう!
よくある質問Q&A
- TOEIC600点取得に必要な参考書はどれ?
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600点を取得するには、以下の3冊の参考書があればOKです!
初心者の方は、色々買い漁って参考書コレクターにならないように注意してくださいね。
・単語帳:『TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ』
・文法書:『TOEIC L&R テスト 文法問題 でる 1000 問』
・問題集:『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 11』
詳しく知りたい人は、こちらの記事をチェック↓
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まとめ:初心者はまず600点を目指そう!
受験者平均をやや上回るTOEIC600点は、英語学習者が目指すべき最初の目標です!


TOEIC600点が取得できれば、就活や転職で十分なアピール材料になることも!
そこからさらにスコアを上げることで、英語力を強みにしたキャリア形成も見えてきます。



TOEIC600点の恩恵は大きい!
このブログでTOEICの参考書や勉強法を紹介し、最短で600点が取得できるルートをお伝えしています。
まずは600点というスコアを目標に、どんどんステップアップしていきましょう!